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試験用超音波分散機・ホモジナイザー

AT(フルオートチューニング)モデル

フルオートチューニング
オートチューニング回路&リアルタイムチューニング回路により、従来マニュアルで行っていたチューニング操作をスタートさせるだけでリアルタイムにチューニングを行います。常に効率の良い振動振幅が得られるのは基より、チューニング操作が不要になる事で遠隔運転や無人運転に威力を発揮しヒューマンエラー防止にも役立ちます。特に、防爆エリアに設置する等、発振器と照射ユニットを離れた場所に置く場合、面倒なユニット間の往復が削減できとても便利です。また、チューニングを自動的に行っている為、処理中に粘度特性が大きく変化するサンプルでも安心してご使用頂けます。

定振幅回路
サンプル負荷、温度、粘度等の変化に関わらず、常に設定した振動振幅値を一定に保ちます。オートチューニング回路&リアルタイムチューニング回路との組み合わせにより、超音波分散機として最も理想的な発振制御を行います。

1.装置構成

超音波分散機の基本構成
超音波分散装置は超音波発振器と超音波振動体で構成されています。

超音波振動体
振動体は交流電圧を機械振動に変換する振動子、振動子の機械振動を拡大するホーンとで構成されています。

超音波発振器
振動子には固有の共振現象があり、この共振現象を利用すれば効率の良い発振が可能です。
発振器は振動子の共振周波数に合わせた高周波電力を供給しますが、振動子は周囲 温度や負荷により共振周波数や抵抗が変動する為、共振周波数に自動追従する機能や振動体 の振動振幅を一定に保つ制御回路が搭載されています。

超音波発振器 1台
超音波振動体 1式

超音波分散装置の先端ホーンはチタン合金を標準装置しています。
金属コンタミを最小限に抑えるためにセラミックホーンも用意しています。

2.用 途

化学及び金属工業
顔料、カーボン、酸化チタン、酸化鉄、水酸化マグネシム、ウイスカーの分散
電子及び電機工業
磁性粉、酸化チタン、トナー、顔料、シリコン、帯電防止剤、UVカット材、複合材料
医薬.製薬工業
注射液,大腸菌、バクテリア、澱粉、脂肪乳剤、カルシウム、薬剤のカプセル化

詳細データ

型名 出力 周波数
(kHz)
振幅
(μm)
ホーン 発振器寸法
(mm)
電源電圧・
消費電力
GSD150AT 150W 19.5±0.5 60 3,7,12Φ 210W×450D×275H AC100V・3A
GSD300AT 300W 19.5±0.5 30 18,26Φ 210W×450D×275H AC100V・6A
GSD600AT 600W 19.5±0.5 30⇔40切換 36Φ (セラミック仕様可) 300W×400D×215H AC100V・13A
GSD1200AT 1200W 19.5±0.5 30 50Φ (セラミック仕様可) 300W×400D×215H AC200V・13A

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各種オプション品 防音ケース
超音波分散について 超音波分散原理
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